アコギ【弦の種類】まとめ

マーチン・ブロンズ弦の種類と太さ

今回はアコースティックギターの”弦”について、それぞれの種類を解説していきます。アコギを買ったばかりの方・まだお気に入りの弦が見つかっていない方は、ぜひご覧ください。

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アコギ弦の太さ(ゲージ)

画像出典:MARTIN CLUB JAPAN

アコギ弦には、様々な太さの弦が選択できます。工場出荷時に最も多く張ってある弦が【12/53(54)】のサイズである”ライトゲージ”です。メーカーによって、6弦の太さが「53」「54」と違いがあります。

その他にも【10/47】エクストラライト・【11/52】カスタムライト・【13/56】ミディアムなど、様々な組み合わせがあり、メーカーによってはフィンガースタイル(ソロギター)に特化した【13/53】なども販売されているのです(メロディ部分を補う1弦・2弦が通常のライトゲージより太くなった組み合わせ)。

■Extra Light(エクストラライト)
1弦:010 2弦:014 3弦:023 4弦:030 5弦:039 6弦:047

■Light(ライト)
1弦:012 2弦:016 3弦:024 4弦:032 5弦:042 6弦:053

■Midium(ミディアム)
1弦:013 2弦:017 3弦:026 4弦:035 5弦:045 6弦:056
*表記はメーカーによって違いがあります。

アコギ弦の素材

続いてはアコギ弦の種類です。代表的な素材は、「80/20BRONZE(ブロンズ)」・「PHOSPHOR BRONZE(フォスファーブロンズ)」の2種類。その他にも錆びにくいコーティング弦や、テンション(弦の張り)が柔らかいコンパウンド弦があります。

ブロンズ弦

■DADDARIO(ダダリオ)/EJ11 80/20 Bronze Light:サウンドハウス

ブロンズ弦は銅80%・亜鉛20%の配合によって作られており、80/20BRONZEと表記されています。色味は黄色っぽく、価格もお安い弦が多いです。

サウンドはフラットで落ち着いているので、とくにこだわりがない方はブロンズ弦で問題ありません。

フォスファーブロンズ弦

■MARTIN(マーチン)/MA540 PHOSPHOR BRONZE Light:サウンドハウス

続いて、ブロンズ弦より少しお値段が上がったフォスファーブロンズ弦です。主原料の銅に少量のリンが加えられた素材で作られています。

ブロンズ弦に比べ赤味がかった色合いで、煌びやかなサウンドが特徴です。明るいサウンドが好みの方におすすめ。

錆びにくいコーティング弦

■ELIXIR (エリクサー)/NANOWEB 80/20 Bronze Light:サウンドハウス

1ヶ月に一度くらいは弦を張り替えたいものですが、それも面倒という方におすすめなのがコーティング弦です。弦の周りにコーティングが施されており、フィンガーノイズの軽減や通常の弦より耐久性に優れているのが特徴。

コーティングが施されているため響きが抑えられたと感じるプレイヤーも多くいましたが、日々の改良によって今では自然な響きを持つコーティング弦が多数販売されています。コーティング弦にもブロンズ・フォスファーブロンズと種類があるので、購入する際には確認をお忘れなく。

コーティング弦の代表的なメーカーである「Erixir(エリクサー)」では、POLYWEB(ポリウェブ)・NANOWEB(ナノウェブ)の2種類が販売されています。

ポリウェブはナノウェブに比べコーティングに厚みがあり、耐久性に優れている点が特徴です。その反面、コーティング弦のデメリットといわれる、サウンドのブライト感(明るさ)の低下や、音の立ち上がりが鈍くなるともいわれました。そのデメリットを改善すべく、コーティングを極限まで薄く改良されたのがナノウェブになります。

コーティングが薄く、明るいサウンドが期待できる弦のほうが良いと思われがちですが、一概にもそうとは言い切れません。演奏方法や演奏する楽曲によっては、アコギの高音域が少し耳障りになる場合もあります。

そのような時は、あえてアコギ弦特有の輝きが抑えられたコーティング弦を使用するケースもあるのです。また手触りも変わりますので、スライド奏法やフィンガーピッキングのしやすさなどもプレイヤーによって変わってきます。

コーティング弦は様々なメーカーが発売していますので、色々試してみることがおすすめです。

コンパウンド弦(Sliked&Steel)

■MARTIN(マーチン)/MA130 SILK&STEEL:サウンドハウス

最後はコンパウンド弦です。巻き弦の芯線にシルク使用し作られており、ブロンズ弦に比べテンションが柔らかいのが特徴です。色味は白っぽく、サウンドはブロンズ弦に比べ明るさが落ち着いています。商品パッケージには、Silked&Steelと表記。

ポロンッとした優しいサウンド・柔らかなメロウなサウンドともいわれ、クラシックギター(ナイロン弦)よりのサウンドが好みの方に多く使用されています。また弦自体も柔らかいので、押さえやすい弦を探している方にもおすすめです。

人気のコンパウンド弦といえばMartin「M130」でしたが、現在は改良され「MA130」となり販売されています。


*こちらの動画ではコンパウンド弦(MA130)を張ったギターを使用しています。

ギター初心者におすすめなアコギ弦

続いて、ギター初心者の方におすすめなアコギ弦について。ギターを始めたばかりの頃はライブやレコーディングも頻繁にあるわけではないので、弦を張りかえる頻度も少なくなってしまう傾向にあります。そのため、通常の弦より錆びにくいコーティング弦がおすすめです。

弦のゲージ(太さ)は、バランスのとれたライトゲージ(12/53)で問題ありません。しかしアコギを練習していると、女性や子供だけでなく男性も手が痛くなってくるものです。ギターを押さえるのにまだ慣れていなければ、エクストラライト(10/47)またはカスタムライト(11/52)を進んで使用しましょう。

はじめは押さえやすさ(運動神経を鍛えること)を優先し、後々好みの弦を見つけてください。マーチン・ダダリオ・エリクサーなど、代表的な弦メーカーの商品を順に試していくのも良いでしょう。

おわりに

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今回はアコースティックギター弦について解説しました。アコギ弦は多くのメーカーが販売しており、品数もとても多いです。また同じコーティング弦でも「エリクサーはキラキラしているが、ダダリオはしっとりしている」など、メーカーによってキャラクターが違うということもアコギ弦の楽しさ・魅力でもあります。

ぜひ色々な弦を試してみて、お気に入りの弦を見つけてください。

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