今回は、8ビート・シャッフル、16ビート・シャッフルというような、”シャッフル・ビート”のリズムについて解説。”リズムがハネている”という表現もされますが、どのようにハネているのか理論的にひも解いていきます。
海外アーティストだけではなく、日本にもシャッフル・ビートが看板ソングとなるアーティストはたくさんおり、どの曲もずっと口ずさんでいたくなるような心地よい曲ばかりです。
8ビート・シャッフルとは
まずは8ビート・シャッフルの解説から行います。名前の通り8分音符がシャッフル(ハネている)しているということですが、通常の8分音符とハネている8分音符をそれぞれ確認してみましょう。
8ビート・シャッフルと3連符
8ビート・シャッフルの楽曲では、画像のような記号または”Shuffle”といった記号が譜面左上に記載されることが多いです。
こちらの画像のように、8分音符2つが3連符の1つ目と3つ目に=で結ばれています。これは楽曲中に使用される8分音符の裏拍は、3連符の3つ目と同等という意味です。つまり通常の8ビートより、8ビート・シャッフルのほうが8分音符の裏拍が遅れているということになります。
8ビート・シャッフルのリズム
実際に8ビートを演奏する際は3連符のリズムをとりながら、3連符の1つ目と3つ目を捉えれるようにしてください。
8ビート・シャッフルは、日本人に馴染み深い童謡にも多く使用されているリズムです。またブルースにおいても基本のリズムですので、ぜひ身に着けておきましょう。
*参考音源
16ビート・シャッフルとは
続いては16ビート・シャッフル。こちらも同様にハネたリズムであり、8ビート・シャッフルよりさらに細かくハネたリズムになります。
16ビート・シャッフルと6連符
16ビート・シャッフルの表記はこのようになっています。8分音符の長さから、ちょうど半分の比率にあたるのが16分音符。8ビート・シャッフルでは3連符の1つ目から3つ目の表記記号でしたが、16ビート・シャッフルでは半拍3連符の1つ目から3つ目の表記です。
6連符におきかえると、2つ目と5つ目の音符が、1つ前の音符とタイでつながった形となります。
16ビート・シャッフルのリズム
実際に16ビート・シャッフルを演奏するには、6連符の1つ目と3つ目、そして4つ目と6つ目を捉えるようにしてください。
J-POPにおいても、米津玄師さんの「Lemon」や、椎名林檎さんの「丸の内サディスティック」など、16ビート・シャッフルのヒットソングはとても多くあります。
*参考音源
おわりに
今回はシャッフル・ビートについて解説しました。まだまだ奥深いシャッフルですが、理論的に理解し演奏することはとても大切です。
ぜひ色んなシャッフルソングを聴き比べてみてください。