今回は格安コンデンサーマイクからワンランク上がった、ミドルクラスのおすすめコンデンサーマイクを5つご紹介します。経済的に余裕がある方は、このクラスからコンデンサーマイクを買ってみるのもおすすめです。

ミドルクラス・コンデンサーマイク5選
このあたりのコンデンサーマイクでは、比較動画がYouTubeにたくさんアップされています。録音しアップロードすることで音質は変化してしまいますが、購入する際はぜひ参考にしてみましょう。
AKG C214
まずはこちら、AKG(アーカーゲー)「C214」です。実売価格およそ36,000円。AKGの定番マイク「C414 XLII」と同等のダイアフラム1枚を装備したコンデンサーマイクになります。とくにボーカル・アコギ録音には定評が高く、比較対象としてよく引き合いに出されるマイクです。
4kHz以上がブーストされており、抜けの良い煌びやかな音で収音できます。「C414のニュアンスがほしい」という方に人気な商品です。
audio technica AT4040
■audio technica AT4040:サウンドハウス
続いてはaudio technica(オーディオテクニカ)「AT4040」です。実売価格およそ33,000円。AT20シリーズのワンランク上の40シリーズになります。
フラットに、そしてナチュラルに高音質で録音できるこ.が評判です。クセのないマイクを探している方におすすめな1本。
RODE NT2-A
続いてはRODE(ロード)「NT2-A」です。実売価格およそ48,000円。現在販売されている「NT1-A」の上位モデルになります。
宅録DTMerからコスパが高いと人気なモデルです。RODE社の特性であるハイ(高域)が際立つという意見もあります。
NEUMANN TLM102
続いてはNEUMANN(ノイマン)「TLM102」です。実売価格およそ66,000円。コンデンサーマイクの代表的なメーカーであるNEUMANN社が、お手頃価格で販売するのがこのモデル。
声の存在感を際立たせるため6kHz以上がわずがにブーストされており、小さなデザインから思わぬような中域の高密度を収音できます。ワンランク上の「TLM103」(実売価格およそ110,000円)も、同等もしくはそれ以上に人気なモデルです。
BLUE Baby Bottle SL
最後はBLUE(ブルー)「Baby Bottle SL」です。実売価格およそ47,000円。国内外問わず、人気アーティストのミュージックでもよく登場するマイク・メーカー。
上位モデルでは異なるマイクキャラクターのカプセル交換が可能、そして独自のデザインからとても人気マイクメーカーです。そのBLUE社が、お手頃価格で販売するがSLシリーズ。
SLシリーズは「Baby Bottle SL」を筆頭に下位グレードとして「Bluebird SL」(実売価格およそ35,000円)、「Spark SL」(実売価格およそ22,000円)があります。
おわりに
今回は4~6万円で購入できる、ミドルクラスのコンデンサーマイクをご紹介しました。まだまだこの他にも良いマイクがたくさんあります。ぜひ気になったモデルを比較しながら、用途にあったコンデンサーマイクを見つけてください。