カッティング・ギター入門/エクササイズTAB譜【8選】

ファンクギターを奏でるFenderギター

今回は伴奏テクニックの1つである、カッティング・ギターを弾くための入門エクササイズを解説していきます。”ファンク”(Funk)に代表されるギター奏法ですが、J-POPにおいても数々のヒットソングを支える伴奏テクニック。

「チャカッ」と鳴らすブラッシング音と和音(コード)が組み合わさり、リスナーだけではなく弾いているプレイヤー本人も心躍る奏法です。

使用するピックの種類は、好きなピックでかまいません。ストロークプレーにまだ慣れていないギター初心者の方は、0,6mm~0,8mm程度のピック(薄目)でチャレンジしてみてください。

ギター弾き語り入門/ストロークパターン【10選】TAB譜
ギター弾き語り入門。王道ストロークパターンを解説。アコギ鉄板ストロークでもう初心者とはいわせない。音源サウンド・TAB譜・楽譜付きで簡単。8ビート&16ビートの王道ストローク。裏拍でコードチェンジする、クッて入るストロークも解説。アコースティックギター・エレキギターどちらでも使える。
■「ラブストーリーは突然に」小田和正、「BAD FEELING」BOOWY、「SPARKLE」山下達郎など、名曲に潜むカッティング・ギターの数は多数。

カッティング・ギターと16分音符

カッティング・ギターの定形パターンというものはなく、プレイヤーによって様々です。ゆくゆくはイメージした通りのカッティング・ギターを弾くことが理想ですが、そのためにはカッティング・ギターと16分音符の関係性を理解しておかなければなりません。

ポピュラーミュージックのカッティング・ギターでは、多くの場合16ビート(16分音符が主体)でカッティングプレーをしています。4/4拍子のケースだと、1小節は4分音符が4つ(4拍)。そして16分音符は4分音符の1/4の長さなので、1小節につき16個の16分音符が入ることになります。

この16個の音符を自在に操ることで、躍動感(グルーブ)があるカッティング・ギターへとつながっていくわけです。

カッティング・ギター入門エクササイズ

それでは、これよりカッティング・ギター入門エクササイズをはじめていきましょう。エクササイズ・フレーズは1小節で1つのかたまりとなっています。4小節続けて演奏できるようチャレンジしてください。

また右手のピッキング指定は記号で表示してあります。角ばった山なりの記号がダウンピッキングで、V字の記号がアップピッキングです。

カッティング・ギター/エクササイズTAB譜.1

まずはブラッシング(ブラシ)だけの、カッティング・ギターエクササイズです。コードは押さえずに、左手の指を添えて弦をミュート。右手は16分音符に合わせて、ダウンピッキング・アップピッキングを交互に繰り返します。

目標はBPM80を目指してみてください。すんなりクリアできた方は、BPM120を目指してみましょう。ポイントは拍頭の16分音符にアクセントをおくと、リズムが安定しやすいです。はじめは「タカタカ」と、メトロノームに合わせて口ずさむことも効果的。

カッティング・ギター/エクササイズTAB譜.2

続いては1拍に4つある16分音符の1つ目だけコードを鳴らす、カティング・ギターエクササイズです。使用するコードはE7(9)コード。5弦7フレットを左手中指、4弦6フレットを人差し指、3弦・2弦・1弦7フレットは薬指を寝かせて押さえます。

ポイントは左手のコードフォームをキープしながら、弦をミュートすることです。6弦は左手中指の先で、軽く触れるようにしてミュートします。

カッティング・ギター/エクササイズTAB譜.3

続いて、拍の2番目をコード弾きするカッティング・ギターエクササイズです。メトロノームに合わせてピッキング・アクセントをつけることで、リズムがブレにくくなります。

カッティング・ギター/エクササイズTAB譜.4

続いて、拍の3番目をコード弾きするカッティング・ギターエクササイズです。1拍のちょうど裏拍にあたります。

カッティング・ギター/エクササイズTAB譜.5

最後は拍の4番目をコード弾きする、カッティング・ギターエクササイズです。自分の出している音が、16分音符の4番目だということを意識しながらチャレンジしてください。難しいという方は、メトロノームに合わせて「ツ・ツ・ツ・チャ」と口ずさむことから始めてみましょう。

カッティング・ギター応用編エクササイズ

それでは入門編から発展し、実践的な応用エクササイズへ移っていきましょう。はじめは難しく感じるかもしれませんが、1拍ずつ分けて練習していくことも効果的です。

カッティング・ギター/応用編エクササイズTAB譜.1

まずはこちらのカティング・パターンです。1拍目は1番目と4番目、2拍目は3番目、3拍目は2番目、4拍目は1番目と2番目の16分音符を連続でピッキングしてブラッシングを2回。ゆっくりのテンポから始めて、徐々にカッティング・パターンを身体に染み込ませていきましょう。

カッティング・ギター/応用編エクササイズTAB譜.2

続いてはこちらのカッティング・パターンです。小節のはじまりがブラッシングなので、自分で鳴らすコードの音に気をとられずリズムキープすることがポイントです。

カッティング・ギター/応用編エクササイズTAB譜.3

最後はこちらのカッティング・パターンです。1拍目はダウンピッキングで付点8分音符からアップピッキングで16分音符。3拍目は2回ブラッシングを入れた後、8分音符にアクセントを持たせダウンピッキングです。

おわりに

■「カッティング・ギター入門エクササイズ」のTAB譜は、こちらから無料でダウンロードできます。プリントアウト用にぜひご活用ください。
『カッティング・ギター入門エクササイズ』ギタリストマッスル出版

今回はカッティング・ギターの入門エクササイズを解説しました。実際にも使用できる応用編の他にもカッコ良いカッティング・パターンはまだまだあります。

発展型としましてはコード・チェンジだけではなく、スライドやハンマリングを織り交ぜたカッティング・パターンもあるので、ぜひお気に入りのカッティング・パターンを身につけてください。