メロディックマイナースケールtab譜5選/ギター指板のドレミ

メロディックマイナーで弾くジャズギター

ハーモニックマイナー編】に引き続き、今回はナチュラルマイナーから派生した、”メロディック・マイナー・スケール“のボックスポジションtab譜5つをご用意しました。

ナチュラルマイナースケールでは、7th音から8th(ルート)音へ解決するときに全音のインターバル(音と音の距離)で解決するため、終止感が弱いという欠点があり、第7音を半音上げ、ハーモニックマイナースケールを作ることによって、その問題を解決しました。

しかし、その代償として6thと7thのインターバルが1音半も離れてしまう、というダイアトニック・スケール(7音階)にあるまじき不自然な音跳びを招く結果となりました。

Aハーモニック・マイナー・スケール
構成音・・・ラ シ ド レ ミ ファ ソ#

6thのファと7thのソ#のインターバルが1音半も離れてしまっている。

そこで、ハーモニックマイナーの不自然さを解消するために作られたのが”メロディック・マイナー・スケール”です。
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メロディックマイナーとは

覚え方も簡単で、ハーモニックマイナーの6thを半音上げたのが、メロディックマイナーになります。
そのため、理論的には理想的なマイナースケールとされています。
Aメロディック・マイナー・スケール
構成音・・・ラ シ ド レ ミ ファ# ソ#
ハーモニックマイナースケールは、ネオ・クラシカル・メタルなどのジャンルでも多用されますが、このメロディックマイナーは、ほとんどと言っていいほどロックでは使用されません。
そのため、ジャズやフュージョン独特の雰囲気を出すのに適したスケールとも言えます。

ギター指板上のメロディックマイナー

それでは、実際にギターの指板上でメロディックマイナースケールを弾いてみましょう。
今回はボックスポジションエクササイズを5つご用意してあります。

使用している音階はAメロディックマイナースケール(ラシドレミファ#ソ#)になります。
tab譜と楽譜を見ながら、第6音と第7音が#されていることを意識しながら取り組んでみてください。

ナチュラルマイナー編】も合わせてご利用ください。

Aメロディックマイナーポジション1


まず初めは、6弦5フレットのラを小指で始めるAメロディックマイナースケールです。

・左手指使い f(フレット)
6弦 2f人差し指 4f薬指 5f小指 
5弦 2f人差し指 3f中指 5f小指
4弦 2 f 人差し指 4f中指 6f小指
3弦 2f人差し指 4f薬指 5f小指
2弦 3f中指 5f小指
1弦 2f人差し指 4f中指 5f小指

Aメロディックマイナーポジション2


続いて、6弦5フレットを左手人差し指で始めるAメロディックマイナースケールです。

・左手指使い f(フレット)
6弦 5f人差し指 7f薬指 8f小指
5弦 5f人差し指 7f中指 9f小指
4弦 6f人差し指 7f中指 9f小指
3弦 5f人差し指 7f薬指
2弦 5f人差し指 7f中指 9f小指
1弦 5f人差し指 7f薬指 8f小指

Aメロディックマイナーポジション3


続いて、4弦7フレットを左手人差し指で始めるAメロディックマイナースケールです。

・左手指使い f(フレット)
6弦 7f人差し指 8f中指 10f小指
5弦 7f人差し指 9f中指 11f小指
4弦 7f人差し指 9f薬指 10f小指
3弦 7f人差し指 9f中指 11f小指
2弦 9f中指 10f薬指
1弦 7f人差し指 8f中指 10f小指

Aメロディックマイナーポジション4


続いて、5弦12フレットを左手小指で始めるAメロディックマイナースケールです。

・左手指使い f(フレット)
6弦 8f人差し指 10f中指 12f小指
5弦 9f人差し指 11f薬指 12f小指
4弦 9f人差し指 10f中指 12f小指
3弦 9f人差し指 11f中指 13f小指
2弦 10f人指し指 12f中指
1弦 8f人差し指 10f中指 12f小指

Aメロディックマイナーポジション5


最後に、5弦12フレットを左手人差し指で始めるAメロディックマイナースケールです。

・左手指使い f(フレット)
6弦 12f人差し指 14f中指 16f小指
5弦 12f人差し指 14f薬指 15f小指
4弦 12f人差し指 14f中指 16f小指
3弦 13f人指し指 14f中指
2弦 12f人差し指 13f中指 15f小指
1弦 12f人差し指 14f中指 16f小指

おわりに

ここで表記されている左手指使いは、あくまで標準的な運指であって、決まった規則ではありません。
自分自身がやりやすい運指を選んでもらって大丈夫です。

もちろん速く弾こうとする必要もありません。
ナチュラルマイナーと比べ、メロディックマイナーの響きと、第6音と第7音が半音上がっていること意識しながら取り組んでみてください。