【音楽家の脳】ミュージシャンの運動神経

ミュージシャンの脳

今回は、ミュージシャンの脳と身体について解説。
楽器演奏者には、ぜひ知っておいてもらいたい研究結果も紹介していきます。

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ミュージシャンの脳と身体

みなさん楽器の練習をしていくうえで、なかなか技術が身につかない、曲やフレーズが覚えられないなど、色々な難題に出会ってきた、またはこれから出会っていかれると思います。

僕自身は歴が長い楽器といえば圧倒的でギターなんですが、エレキギターでの長いギターソロや、アコースティックギターでソロギターを奏でるうえでの複雑な運指など、様々な壁がありました。

演奏技術をスキルアップさせるうえで、外せないなことがあります。

超絶技巧は脳から生まれる

まず一般人とミュージシャン(楽器演奏者)の違いは、”脳”にあると1995年以降の研究で徐々にわかってきました。

チューリッヒ大学の研究成果でおもしろい結果があります。
対象はプロのピアニストと、専門的な音楽訓練を受けたことのない一般人です。

複雑な指の運動をしているとき、運動野の神経細胞がどれだけ多く働いているかを調べたところ、同じ速さで同じ指の動きをしているのに、神経細胞の数はピアニストのほうが、一般人ではない人よりも少ないという結果でした。

「逆ではないのか?」と思われるかもしれません。
どういうことかといいますと、ピアニストの脳は細胞数がたくさん働かなくても複雑な指の動きができるということ。

つまり、長年の修練の結果、その楽器に合った複雑な指の運動をできるように、神経細胞が変化し、結果として省エネ(脱力)できるのだと思われます。

やはりケガ防止のためにも、正しいフォームを意識しながら運動神経を鍛えていくことが大事ですね。

楽器を始めた年齢と脳

たしかに幼少期(クリティカルエイジ)から楽器の練習を始めたほうが、脳の神経細胞の発達の効率は良いという研究結果はありますが、大丈夫です。大人になってからもちゃんと脳細胞は進化されます。

神経細胞の発達効率の良さでは、大人になってから始めた人のほうが効率は弱いかもしれません。
ですが、練習時間と比例して神経細胞の数は増えると実験結果でもでております。

ここでは練習内容はさておき、健康的な生活を送り、生活するうえでの時間管理、しっかり情報収集したうえで練習時間を確保することが、ステップアップの近道であることは間違いありません。

1日休むと取り戻すのに3日かかる?

いまだにこういうことを言う人もいます。
「1日楽器を弾かないと、感覚を取り戻すのだけに3日かかる。」

以前は日本のスポーツ界でも同じようなことを言われていましたが、今ではオーバーワークを防ぐため、休息についてとても重要視されるようになりました。

なぜかといいますと、もともと人間の身体や脳の神経細胞は休んでる時、睡眠時などに発達し、強化されるとわかってきたからです。

例えばボディビルダーの方たちは、より太い筋繊維を作りだすため、曜日ごとに鍛える部位を変えます。しっかり各筋肉部位に回復期間を与えます。

もちろん競技やスポーツの種別によって、トレーニング内容や食事内容など変わってきますが、共通して言えることは、しっかり休息をとり、細胞を回復させ、強化させることが重要です。

ですが音楽業界では、「練習中に水を飲むな!」と同等レベルのことを発言する指導者は少なからずいます。
最新の研究にも目を通すような指導者の方に、レッスンを受けください。

自宅で練習するさい、1日1時間でも確実に上達します。

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