ワンマンライブ成功までの道のりと時間/Artist【もりもり】

シンガーソングライターもりもりのライブ
当サイトをご覧になってくれている方の中には、ミュージシャンの方、将来はギタリストやシンガーソングライターになりたい方も多いと思います。
中には「いつかはワンマンライブを企画したい!」と思っている方もいるでしょう。
そんな方たちに少しでも何かを掴んでいただければと、2018年10月6日に人生初のワンマンライブを大成功におさめた、シンガーソングライターもりもり』に、ワンマンライブまでの時間、成功までの道のりをインタビューしてきました。
 

・もりもり
・1989年6月30日生まれ
・シンガーソングライター
・演奏楽器/ギター/ピアノ
・出身地/兵庫県神戸市
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2018年10月6日に人生初となるワンマンライブにて、ライブハウスキャパオーバー、CDとグッズを完売とし大成功におさめる。
現在も精力的に活動しており、ラジオ番組、ネットメディア、モデルなどの活動もしている。

《FMラジオ》
・渋谷クロスFM
『渋谷Love!Fun!Sunday!』
・鎌倉FM
『MCおんのおん★しつ』
 
《インターネットラジオ》
・渋谷ラジオtokyo
『ひだまりの古書道』
 
《モデル》
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ワンマンライブは企画から大忙し

まずワンマンライブとは、バンドやシンガーが単独名義で行うライブイベントのことです。

ライブ会場をおさえ、当日のスケジュール、曲順、グッズ物販の段取り、任意でオープニングアクト(前座アーティスト)の手配、音響や照明の打ち合わせ、リハーサル、チケットの手配、宣伝と、やらなければならないことが企画の段階で山ほどあり、これがメジャーアーティストだと多くの場合運営側が率先してやってくれますが、インディーズアーティストとなると全て自分たちで企画しなければなりません。

ワンマンライブのことを「ワンマン」と略して言うこともしばしば聞いたことがあると思いますが、もう1つよく聞く言葉として「対バン」という言葉があります。

対バンとは、1つのライブイベントに、いくつかのバンドやシンガーたちが決められた持ち時間で登場し、ステージパフォーマンスをしていくという形式です。

対バンでは中々思うような自己プロデュースは難しいかもしれませんが、対バンのメリットとしまして、1つのライブイベントに向け、いくつかのバンドやシンガーたちが宣伝しますので、ライブイベントにおける集客がしやすいという点があります。

反対にワンマンライブとなりますと、お客さんの入り具合に関しては、メインのアーティストが大きく影響します。

ワンマンライブまでの道のり

そんな過酷なワンマンライブを、人生初挑戦から大成功におさめた『もりもり』の生い立ち、音楽に目覚めたキッカケからインタビューを進めていきたいと思います。

音楽に目覚めるまで

GM:本日はインタビューお引き受けくださりありがとうございます。
まずはもりもりさんの生い立ちなどからお聞きできればと思います。

もりもり:こちらこそありがとうございます。
こういった機会でワンマンライブまでの道のりを話せて嬉しいです。
生まれも育ちも兵庫県神戸市です。音楽活動と言いますか、大学で軽音サークルに入るまではずっとテニスと空手をしていました。

GM:スポーツマンだったんですか!(どうりで細マッチョ)
ちなみに軽音サークルでは初めからボーカルだったのですか?

もりもり:はい!最初からボーカルとして友達に誘われ始めたのがキッカケです。
歌うのは好きだったので軽い気持ちではじめました(笑)

GM:今ではもりもりさんはシンガーソングライターとして、ピアノとギターを演奏しながら歌われていますが、楽器は元々やっていらしたんですよね?

もりもり:いえ、ギターに初めて触ったのは24歳の時です。
ピアノは25歳の時に始めました。

GM:え?ということは楽器を始めてまだ4、5年ということですか?

楽器との出会い

もりもり:そうです(笑)24歳の時に東京の音楽学校に通うために上京したんですけど、そこで初めて習いました。周りは楽器がめちゃめちゃ上手い子たちばかりだったので、暇さえあれば練習していましたね。

GM:普通は4、5年に2つの楽器も習得できませんよ(驚)
なぜピアノも始めようと思ったんですか?

もりもり:実は当時のバイト先で右手の親指に神経まで到達するケガを負いまして、ギターは弾けないけど、ピアノなら弾けるかなと始めたのがキッカケですね。

GM:それが今ではピアノメインの曲まで作曲して演奏してしまうとは、人生わからないものですね!ちなみにもりもりさんは大学を卒業後に音楽専門学校に通うわけですが、当時のご両親や、周囲の方々はどういう反応をしていましたか?

上京物語

もりもり:わりと周りの友達は応援してくれて送り出してくれましたが、うちの両親はもう反対でしたよ!特に父親は「もうお前とは絶縁だ!」って家族会議で叫んでました!(笑)
実は音楽でプロフェッショナルを目指し上京するための僕個人の大きな理由としましては、2011年3月11日の東日本大震災が大きかったです。

GM:想像しただけでお父さん怖そうです(笑)
東日本大震災は僕も鮮明に記憶に残っています。あの時は本当に人々の助け合いの重要さを思い知りました。震災当時はもりもりさんは大学生の頃ですよね?

もりもり:はい。ちょうど当時は就活中でした。ですが震災が起きて、本当に自分がすべきこと、やりたいこと、人のためになることはなんのかと考え、そこから音楽をできるだけ多くの人に発信するため上京しようと決断しました。

GM:上京するにし、やっていけるか、成功するか、などの恐怖心はありましたか?

もりもり:やはり恐怖心はありましたね。ですがその恐怖心を乗り越えるくらいの影響が震災にはあったので決断しました。

GM:中々そこまで思い切って行動に移せる人はいないと思います。すごい。では今でもプロとして音楽活動をする源になっていると?

もりもり:そうですね!今年は福島県のいわき市にボランティアで参加し、ライブもしてきます。

GM:え?ボランティア活動のあとにライブまで?

もりもり:はい!ありがたいことにオファーをいただきまして。

GM:やはり震災での気持ちを持ち続けた結果としてオファーが来たんでしょう。では今現在として活動を続け、ワンマンライブまでするようになってからのご両親の反応に変化はありましたか?

もりもり:ワンマンライブの時は、お母さんと叔母さんとおばあちゃんが3人で来てくれました!お父さんだけ家で仕事でした!(笑)実家が酒屋なので。

GM:それは素晴らしい!今では応援してくれているんですね!
それではワンマンライブを企画しようと思った始まりはなんでしたか?

もりもり:ワンマンライブを企画しようと思ったのは、ファンの方たちからの要望です。
そこから「なんとしても実現したい!」という気持ちが強くなり、企画に移りました。

ワンマンライブを企画するにあたって

GM:なるほど!ファンの方たちの強い要望だったわけですね!
ライブハウスの選び方やCDやグッズ作成はスムーズにいきましたか?

もりもり:それがわからないことだけで大変でした。ライブハウスに関しましては、僕はアコースティックサウンドが映える場所を基準に、定員人数、それから間取りに重きをおいて選びました。
これを見てくれている方で、いつかはCDやグッズを作成しようと思っている若い世代の方がいるのなら、自分を信じて少し多めに作成したほうがいいですよ。多ければ多いほどコストが安くなるので(笑)

GM:なるほど!ちなみにもりもりさんはCD、グッズの販売は当日完売しましたもんね!今の売れ行きはどうでしょうか?

もりもり:ありがたいことに、今でもたくさんの注文が入っています。
自分でCDやグッズの販売を業者に発注していますので、まだ発注の加減が掴めないのが課題ですね!

GM:たしかにCDやグッズの発注数量は重要ですね!
ちなみにもりもりさんは作曲をする時はどういう流れで行いますか。

作曲法

もりもり:作曲する時は必ず歌詞から作っていきます。やはり言葉に重きをおき、一文字でも妥協はしません。メロディに後付けで歌詞を乗せるはポリシー的に違うかなというのもありますが。

GM:歌詞ありきなのですね!メロディはどういった流れで作りますか?

もりもり:メロディやコード進行は、曲によってギターで作ったり、ピアノで作ったりします。
明るい曲はギターのほうが多くて、悲しい曲はピアノのほうが多いですね。

GM:なるほど!曲に込める感情などは、どういったことを考えながら歌詞を書きますか?

もりもり:やはり今まで生きてきた中での大きく影響を及ぼした瞬間を振り返りながら歌詞を書きますね!

GM:もりもりさんの作曲した曲を聴かせてもらって、かなりストレートな方だなと思ったのですが、昔から何事にもまっすぐな人間でしたか?

もりもり:まっすぐかどうかはわかりませんが、わりと何に対しても正直なほうでした。

GM:じゃライブの進め方や宣伝方法もあまり戦略的にはされないと?

もりもり:そうですね!僕は直感で動きます!ライブのMCに関しては全てアドリブです(笑)

GM:アドリブ?!ある程度の流れも考えないんですか?

もりもり:そうですね!直球勝負です!ありのままの僕でみんなに接したいので。

活動源

GM:それはすごいと思います。多くのバンドやシンガーは、曲順だけではなくMCやライブの流れを綿密に考えライブ運営しますが、それを無くしてライブ運営するなんて考えられません(笑)
最後にお聞きしたいのですが、もりもりさんをここまで活動的にさせるモノとはなんですか?

もりもり:それは応援してくれるみんなのおかげです。
みんなの応援があるからこそ、僕は今でも創作活動に打ち込めます。僕はみなんなの人生に少しでも幸せや癒しを届ければと思って活動してるので、やはりみんなの応援は励みになります。それにこんな僕にでも進んで協力してくれる方々がいるので、なんとしても行くとこまで貫き通したいです!

GM:応援こそ原動力ですね!こんなに真っすぐなシンガーに会えて光栄です!
最後に、将来のシンガーたちに一言をお願いします!

もりもり:やはり自分の夢に向かって前進しようとした時に、誰もが応援してくれるわけではないし、時には反対されたりけなされたりもするでしょう。ですが自分自身の信念を強く持って、貫き通すことで道は開けるのではないかと思います。こんな僕でもワンマンライブを達成し、CDも完売できました!少しでもこの記事が皆さんの励みになれば幸いです。

GM:ありがとうございます。ちなみに次のワンマンライブのご予定はいつですか?

もりもり:次のワンマンライブの予定は6月30日で、バースデーワンマンライブを企画しています!

GM:お誕生日に企画予定なんですね!
もりもりさん、本日は長らくお付き合いしていただきありがとうございました。

もりもり:こちらこそありがとうございました!これからも精力的に活動していきます!

もりもり代表曲

今回もりもりさんにインタビューを行う際に、もりもりさんの代表曲となる「ずっとぎゅっと」の楽譜を手に入れたので、ここにコード進行掲載します。


※参考音源

作詞作曲:もりもり

*イントロ
|D    |A    |Bm7  |      |
|D    |A    |Bm7  |      |

Aメロ
|D    |G    |D    |A    |
|D    |G    |D    |A    |
|D    |G    |D    |A    |
|D    |G    |D    |A    |

*Bメロ
|G  A |D    |G  A |D    |
|G  A |D A Bm7  |G    |A    |
|Asus4  A |

*サビ
|D    |A    |Bm7  |        |
|D    |A    |Bm7  |G   A D|

*ギターソロ間奏
|D      |A      |Bm7   |       |
|D      |A      |Bm7   |       |

*Aメロ2
|D    |G    |D    |A    |
|D    |G    |D    |A    |

*Bメロ2
|G  A |D    |G  A |D    |
|G  A |D A Bm7  |G    |A    |
|Asus4  A |

*サビ2
|D      |A      |Bm7   |       |
|D      |A      |Bm7   |       |
|D      |A      |Bm7   |       |
|D      |A      |Bm7   |G      |
|G  A D|

*エンディング
|D    |A    |Bm7  |        |
|D    |A    |Bm7  |        |
|D    ||

コード進行解説

もりもり代表曲「ずっとぎゅっと」は曲のキーがDメジャーで、出てくるコードは全てダイアトニックコードです。

ⅠM7 DM7 T
Ⅱm7 Em7 SDⓢ
Ⅲm7 F#m7 Tⓢ
ⅣM7 GM7 SD
Ⅴ7 A7 D
Ⅵm7 Bm7 Tⓢ
Ⅶm7♭5 C#m7♭5 Dⓢ

*ⓢ・・・代理
*T・・・トニック(安定)
*SD・・・サブドミナント(少し不安定)
*D・・・ドミナント(不安定)

「ずっとぎゅっと」の作りはとてもシンプルです。
メロディラインもDメジャーキーの音だけなので、覚えやすく、代表曲として人気が高いのは、そのことも理由の1つではないかと思います。

メインのコード進行は<D-A-Bm7>として、ダイアトニックコードの<Ⅰ-Ⅴ-Ⅵm>です。
以前解説した、我々人間が劇的に感じるコード進行の、感動コード進行がベースとなっています。

もりもりさんに質問したところ、「当時は思いのまま書き綴り、作曲をした」と言っておられました。
その真っすぐさが、この「ずっとぎゅっと」に表れているのだと思います。

おわりに

今回、『もりもり』というアーティストを取材するにあたり思ったことは、「こんなに真っすぐで、正直なシンガーソングライターがいたのか」という衝撃でした。

もしこの記事を読んでくださっている方の中に、将来ミュージシャン、シンガーソングライターを目指す方がおられるのなら、ぜひとも『もりもり』の意識や考え方で、参考になるものがあれば取り入れていってもらいたいです。

音楽業界はとても厳しい世界です。
ほんとどのミュージシャンはワンマンライブ達成までに挫折してしまいます。

ですが、目指さなければ叶うモノも叶いません!

周囲の言葉に惑わされずに、『もりもり』のように自分自身を信じ、突き進んでください。