【大きな古時計】ソロギターTAB譜&楽譜

大きな古時計

今回は平井堅さんもカバーした、「大きな古時計」のソロギターに皆さんで挑戦していきましょう。誰もが一度は聴いたことのある名曲「大きな古時計」を、簡単コード進行で楽譜とタブ譜を解説しながら進めていきます。

それでは曲のキーとコード進行を、譜面を使いながらメロディと共にチェックしていきましょう。

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『大きな古時計』ギタリストマッスル出版

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「大きな古時計」コード&メロディ

4/4(四分の四拍子)で、曲のキーはCメジャーで24小節です。
ⅠM7 CM7 T
Ⅱm7 Dm7 SDⓢ
Ⅲm7 Em7 Tⓢ
ⅣM7 FM7 SD
Ⅴ7 G7 D
Ⅵm7 Am7 Tⓢ
Ⅶm7♭5 Bm7♭5 Dⓢ

*ⓢ・・・代理
*T・・・トニック(安定)
*SD・・・サブドミナント(少し不安定)
*D・・・ドミナント(不安定)

まずは「大きな古時計」のメロディを、フィンガーピッキング(指弾き)で弾いてみましょう。メロディは1弦と2弦と3弦の使用なので、右手の指使いに特にこだわったプレイスタイルが無い方は、3弦を人差し指、2弦を中指、1弦を薬指で捉えながら弾いてみてください。

それでは続いて、コード進行を元にベース音となるルート音と、コードトーンを付け足していきます。

「大きな古時計」完成型ソロギターTAB譜

*目標テンポ80

こちらが簡単アレンジ、「大きな古時計」ソロギターTAB譜です。アコースティックソロギターでは厳密に指使いはきまっておりませんが、4本弦を同時に弾くフレーズは、一番上の弦を右手親指、残りを上から順に、人差し指、中指、薬指でピッキングします。

演奏ポイント

1小節目の3拍目部分でメロディにはスタッカートがついています。ここでは音が鳴った瞬間にミュート。その時もベース音がしかっりと伸びていることを意識してください。メロディラインである2弦3フレットを弾いた右手の指で、弾いた瞬間に弦を触りにいきます。

Fコードの箇所では、6弦1フレットを左手親指、4弦3フレットを薬指、3弦2フレットを中指、2弦1フレットを人差し指、2弦3フレットを小指で押弦。

Gコードの箇所では、6弦3フレットを左手薬指、3弦2フレットを中指、2弦1フレットを人差し指、2弦3フレットを小指で押弦。

12小節目D7コードの箇所では、4弦開放、2弦3フレットを小指で押弦。そうすることによって、次のGコードへスムーズな運指ができます。

13小節目と21小節目のCコードの箇所は、強拍記号がついています。こちらは少しだけ強めに弾き、音量差を出すことで曲調に強弱をつけましょう。

18小節目と20小節目にもスタッカートがついています。4弦2フレットを弾いた右手の指で、弾いた瞬間に弦を触りにいきます。3弦開放も同様で、右手の指で瞬時にミュート。

おわりに

今回は「大きな古時計」、簡単ソロギターを解説しました。ギター初心者の方でも確実に弾けるようアレンジしてありますので、ぜひチャレンジしてみてください。

無理に暗譜(譜面を暗記)する必要はありません。譜面を見ながら、リズムと指使いを意識して取り組んでください。

最初は指使いなどを意識しながら演奏することで、徐々に「アコギ脳」が鍛えられ、無意識的に演奏できるようになっていきます。

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