【ウクレレ】初心者も弾ける曲とコードの押さえ方

ウクレレを弾く可愛い女の子

女性の方からこんな質問をいただきました。

「ギターを始めたいのですが、私は手が小さいのでギターが弾けるか心配です。ウクレレならまだ簡単に弾けるでしょうか?」

結論から言いますと、皆さんが思っているような手の小ささでもギターを弾くことは可能です。
ですがウクレレに興味がおありなら、ウクレレから始めるのもともておすすめです。

ウクレレはとても優しい音色で人々を魅了する、ハワイを代表する民族楽器です。
さらにチューニング面から見ても、ギターと近いところがあります。

今回はそんなウクレレの特徴から、曲を演奏するためのコードの押さえ方まで解説していきたいと思います。

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ウクレレの歴史

ウクレレはハワイ生まれの楽器だと思われている方が多いと思いますが、実はウクレレの原型は、海を越えてポルトガルからやってきました。

19世紀後半、ハワイではサトウキビ畑の労働力として世界各国から移民を受け入れており、ポルトガルもその1つでした。

1878年マデイラ島の港から419人のポルトガル移民を乗せた船には、マヌエル・ヌナス、オーガスト・ディアス、ホセ・ド・エスピリト・サントの3人の楽器職人が乗っていました。

翌年の1879年8月にハワイに到着した彼等は、ハワイの木材ことハワイアン・コアを使い、”ブラギーニャ“という故郷の楽器を制作しました。

それが今日までハワイを代表する楽器”ウクレレ”の始まりだと言われております。
ハワイでは、ポルトガル人が移民局に登録をした8月23日を【ウクレレの日】と定めました。

ウクレレの特性とチューニング


*世界的ウクレレプレイヤーのジェイク・シマブクロさんの演奏動画

ウクレレは皆さんご存知の通り、弦が4本貼られた弦楽器になります。
弦の種類はクラシックギターと同じで、主にナイロン弦です。

ギターと比べるとギターは弦が6本に比べ、ウクレレは2本少なく4本ということなので簡単に見えますが、プレイスタイルの幅はとても広い楽器です。

もちろん歌の伴奏楽器として使用するのも良し、ウクレレ1本でソロ演奏を奏でるのも可能です。

ライブのために音を増幅させたい、アンプから音を出したいという方でも、初期状態でピックアップが搭載してあるモデルも多数あります。

ウクレレのチューニングは4弦から、G(ソ) 、C(ド)、 E(ミ)、 A(ラ) となっており、ギターの4弦5フレットから1フレットに値するチューニングです。

弦楽器の特性として、1弦に近づくほど弦が細くなり音が高くなりますが、ウクレレの場合だと3弦が1番太い弦となります。

そのため、ジャラーンと弾いた時に3弦より高音である4弦から鳴るので、ウクレレ独特のコロコロとしたサウンドが形作られます。

一方でバリトンと言われる大きさのモデルではチューニングが違い、4弦からD(レ)、G(ソ)、B(シ)、 E(ミ)、となっています。

まさしくギターの4弦から1弦までのチューニングと同じです。
バリトンサイズのウクレレでは4弦に1番太い弦を貼ります。

ウクレレのスタンダードチューニング
1弦・・・A
2弦・・・E
3弦・・・C(1番太い弦)
4弦・・・G

ウクレレのサイズ

ウクレレのサイズは、小さいほうから【ソプラノ】【コンサート】【アルト】【バリトン】と大きく分けて4種類あり、サイズが大きくなるにつれて低音が豊かに出るようになります。

ソプラノ

ウクレレと聞いてほとんどの方が思いつくサイズがソプラノサイズです。
スタンダードとも呼ばれています。

サウンドも多くの方がイメージするように”コロコロ””ポロロン”といったような明るい音色が特徴です。

コンサート

ソプラノより約10cm前後大きくなったのがコンサートです。
ソプラノの持つ明るい音色を残しつつ、低音の幅が広がったサイズです。

ネックも長くなり、フレット間も広がるので、男性の方ですとコンサートからウクレレを始めてみてはどうでしょうか。

テナー

コンサートをさらに大きくしたサイズが、テナーになります。
世界的ウクレレプレイヤーのジェイク・シマブクロさんも好んで使用しているサイズです。

コンサートをさらに大きくしたサイズのため、低音も豊かに鳴り響き、フレット間も広がりがあるため、メロディと伴奏を共に弾くソロウクレレプレイヤーに多く使用されるサイズです。

バリトン

一方でバリトンのウクレレサイズとなりますと、皆さんのイメージされるウクレレのサウンドとは少し違うかもしれません。

ですがチューニングを見てもらうとわかる通り、ギターの4弦から1弦までのチューニングなのでギタリストにはとても弾きやすいです。

実際のアンサンブルでもよく使用されており、僕自身がハワイに観光しに行った時も、観光客向けのライブでバリトンウクレレを使用しているミュージシャンは多数見かけました。

ウクレレで弾ける簡単な曲「アロハ・オエ」コードtab付き


今回はウクレレ入門として、ウクレレ初心者の方でも楽しめる、ハワイを代表する曲「アロハ・オエ」のコード伴奏にチャレンジしてみましょう。

ソロギターバージョンはこちらから。

「アロハ・オエ」に出てくるコードは全部でたったの5つです。
楽譜を読むのが苦手な方は【これだけは知っておきたい音楽理論】をどうぞ。

ウクレレで押さえるGコードとG7コード

まずはGコードとG7コードです。

Gコードの押さえ方は、4弦が開放弦のソ、3弦2フレットのレを左手人差し指、2弦3フレットのソを薬指、1弦2フレットのシを中指で押さえます。

G7コードの押さえ方は、4弦が開放弦のソ、3弦2フレットのレを左手中指、2弦1フレットのファを人差し指、1弦2フレットのシを薬指で押さえます。

4弦が開放弦なので、3弦を押さえている指が4弦に触れてしまわないように注意しましょう。

ウクレレで押さえるCコード

続いてCコードです。

Cコードの押さえ方は、4弦が開放弦のソ、3弦は開放弦のド、2弦は開放弦のミ、1弦3フレットのドは左手薬指で押さえます。

1ポジションを押さえるだけのコードが多くあるのもウクレレの良いところです。

ウクレレで押さえるD7コードとDコード

続いてはD7コードだけではなく、Dコードもご一緒にご紹介します。

D7コードの押さえ方は、4弦2フレットのラを左手人差し指、3弦が開放弦のド、2弦2フレットのファ#を中指、1弦は開放弦のラです。

こちらのD7コードフォームに、3弦2フレットのレを押さえればDコードとなります。
「アロハ・オエ」ではD7コードの代用としてDコードでも可です。

Dコードの押さえ方は、左手人差し指で4弦から2弦までをベタッと押さえる、または人差し指、中指、薬指で1本ずつ押さえる、または中指で4弦と3弦を押さえ、2弦を薬指で押さえるなど、プレイヤーによって様々です。

自分が押さえやすいコードフォームを探してみてください。

ウクレレで押さえるA7コード

最後にA7コードです。こちらの1ポジションだけ押さえるコードフォームです。

A7コードの押さえ方は、4弦が開放弦のソ、3弦1フレットのド#を左手人差し指、2弦が開放弦のミ、1弦が開放弦のラになります。

ウクレレのストローク

ウクレレで伴奏する時に注意するポイントはストロークです。

腕を上下に振って弦を鳴らすストローク奏法ですが、弦にヒットさせる場所は左手親指の外側の側面、または人差し指の爪部分です。

リズムに慣れるまでは上から下に振り下ろすストロークだけでプレイしてみてください。
力加減は力まず軽やかにアタックすることが大切です。

ウクレレのお値段

ウクレレメーカーにはハワイを代表する、カマカ(KAMAKA)などの有名な楽器ブランドがあり、高級モデルはなんと100万円越えも当たり前です。

世界的ウクレレプレイヤーのジェイク・シマブクロさんもカマカのウクレレを使用しています。

高級モデルはギターと同様でかなり値が張りますが、入門者用ではとてもリーズナブルなお値段で販売しています。

近年では入門者用モデルのクオリティも上がっておりますので、ウクレレを始めてみたいという方にも優しい時代となりました。

予算で考えると、本格的に始めたいという方は3万円ほどのモデルから購入をご検討してみてはどうでしょうか。

「ちょっとウクレレに触ってみたい」「暇な時に練習して弾いてみたい」という方でしたら、1万円または1万円以下のウクレレも多数ありますので、ぜひご検討してみてください。

Anuhea「Simple Love Song」

中々日本には知れ渡りませんが、ウクレレを伴奏の主体としたポピュラーミュージックは数多くあり、例えばハワイのシンガーソングライターを代表するアヌヘアさんは生粋のウクレレプレイヤーです。

おそらくもっと複雑なテクニックを使用した演奏スタイルもできるのでしょうが、「Simple Love Song」では、”The シンプル”なテクニックだけを使用したウクレレの伴奏となっています。

他のシンガーソングライターとの差別化を試みているアコギ女子の皆さん、ぜひともウクレレの伴奏が主体となる楽曲を検討してみてはどうでしょうか。

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